この街には『異常者』のみが住む◆キャラ名簿 - 葉隠
【名前】葉隠 (はがくれ)【性別】 男【種族】人間?【年齢】外見上は26【容姿】胸あたりまである癖のない焦げ茶色の髪を後頭部で耳の高さで黒い紐で一つに縛っている。落ち着いた印象の緑がかった茶色の瞳。短眉でどことなく和風な印象を受ける。整ってはいるが目立たない顔立ち。白のYシャツに深緑に金のダブルボタンのベスト、浅葱色のループタイ。濃い灰色のズボンに黒の革靴。フードのついた前開きの黒のスカーフポンチョの裏には暗器がしこまれている。身長は175cm【性格】基本的に穏やかで人当たりも良いがオカンのように口煩く、物を粗末にする人を嫌いがち。一人称は私で、さらに敬語。自分では温厚な性格を心掛けてはいるが怒りっぽい。わりと純情。自分のことをあまり喋りたがらず、写真に写るなどの人の記憶に残ることを嫌い、モブでいようとする。自分と他の区別がつかなくなりつつある。またよく自責の念にかられており、ことある度に自殺している死にたがり 【能力1】自分の体を植物や土などの自然物に変形させる。変形はできるが元に戻らないため、死ぬか自然に帰るしかない【能力2】瞬間移動。ただし自分と自分の触れているもののみ。時間に何度も使えば疲労してしまうため緊急時にしか使わない【備考】自分で薬の調合ができるため、旅をしながら薬を売っている。昔不死の薬を飲んだおかげで塵も残さず殺しても必ず生き返る。自然と一体化しているように木から土から自然があるならどこからでも【sv】「ありがたく頂戴致します」「葉隠、此処に」「どうか、どうか私を殺してください」 【過去】元は幕府の忍者だった。毒を専門に扱い、潜入を得意とする。不死に異様な執着を見せている貴族に仕えていた。不死になるために手段も問わずに罪を繰り返す主はどう見てもおかしかった。しまいには私を初めとした配下すらも実験台にし始めて。罪を重ねるうち手に入れた不死への道はおぞましい意味のわからないものだった。それを見て満足げに口角をあげる主に何も言えなかった。間違っていると声をあげることすらできず、ただ不死の妙薬だという人魚の肉を奪って来いと命を下す主に頭を垂らすしかできなかった。任務を達成して来れば主は大層喜んだ。不死がどういうものかも知らずに、やけに穏やかな笑みを浮かべる主が、異様におぞましく感じて。可哀想で。そのまま、手に持っていた暗器で殺した。不死の妙薬を口にしていたのは自分だとも知らずに。