【名前】アラグ・ディオジエル 【性別】男 【年齢】不明(主は死亡時17歳) 【種族】人格を得た夢 【性格】一言で言うならば「歩く災害」。一般的な道徳観念を持ち合わせてこそいるものの、基本的には「とりあえず殺しあってみる」という思考回路が前提として置かれているためあまりアテにしてはいけない。しかしどこか「後輩」というか「パシリ」のような雰囲気を纏っており、後述する能力もあってかその異常性の割には随分と友好的な雰囲気である。 【能力A】「狩人の悪夢」:アラグが「殺し合い」のために作り出す空間。自身の周囲5m以内に存在する「殺し合いをしたい対象」を飲み込み、そしてただ殺し、また殺されるためだけの空間であり、飲み込まれた対象も、飲み込んだ本人も、その空間においては死んでも蘇る………というのもこの空間集団幻覚のようなもので、文字通り単なる「夢」に過ぎないのだ。……しかし、忘れるなかれ。例え夢幻とて、覚めなければそれは「現実」なのだと。 【能力B】(不明)【容姿】光を一切反射しない、まるで墨を垂らしたような黒い瞳に黒い髪、服装はその都度変わるが所謂「ジャージ」のようなラフな服装を好むようだ。足は基本的に裸足の様子。 【備考】本来「アラグ・ディオジエル」という人間は、単なる「人間」に過ぎなかった。だがしかしある時、彼は夢を見た。「終わりのない殺し合い」、それはまさに彼が抱える強い願望が形になったような夢だった。だからこそ彼は願った。この夢がどうか終わらぬように、と。その願い故に、夢は主の意思と姿をなぞり、そして覚めることは無い。例えその主がとうに死に、夢だけを遺したとしても。また、彼は毎晩、一本の煙草を吸う、まるで、今は亡き自らの主に手向ける線香のように。 【sv】「どうも、俺の名前はアラグていうっス。気軽に呼び捨てしてくれていいっスよ」「俺がしたいのは殺し合いなんスよ。互いに殺して殺されて、それが殺し合いってもんっスよね?」